10ユニット法完全ガイド|使い方やコツを徹底解説

今回はで使えるの一つ、10ユニット法について紹介していきます。10ユニット法は設定した目標利益、損失のリミット額に従って賭け金を決める必勝法(チップコントロール)です。

資金管理を重視しているため、堅実に稼いでいきたい人に向いている必勝法と言えます。

今回の記事では、10ユニット法の使い方やメリット・デメリット、実際に使ったときのシミュレーションまで幅広く解説をしていきます。

ナオ

10ユニット法は自分で設定した損失額以上に負ける心配がないので、で熱くなりやすい人におすすめの必勝法です。賭け方が少し複雑なのでメモを取りながら実践しましょう。

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この記事を読んだらわかること

  • 10ユニット法の賭け方・使い方
  • 10ユニット法のメリット・デメリット
  • 10ユニット法は上手に運用するコツ

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目次

  • 10ユニット法とは?
  • 10ユニット法の使い方・賭け方
    • 【手順①】3つの数字を決めておく
    • 【手順②】左右端のユニットの合計額をベットする
    • 【手順③】10ユニット法で勝った場合
    • 【手順④】10ユニット法で負けた場合
  • 10ユニット法を効果的に使えるゲームは?
  • 10ユニット法のシミュレーション
    • 準備
    • 10ゲームの結果
  • 10ユニット法の利点・メリット
    • 明確なゲーム目標を立てやすい
    • 数列がなくなれば必ず利益が出る
  • 10ユニット法の欠点・デメリット
    • カジノのベットリミット上限に引っかかる
    • 慣れないうちはメモを取る必要がある
  • 10ユニット法を上手に運用するコツ
    • 目標利益を高く設定しない
    • 損失リミット額を高く設定しすぎない
    • 損失リミットが足りない時は賭け方を工夫する
    • メモが取れるオンラインカジノで練習する
  • 10ユニット法まとめ

10ユニット法とは?

10ユニット法

10ユニット法は、ルールに従って毎回のベット額を決める必勝法で、ベット額を『ユニット』という単位で表します。

モンテカルロ法に似たシステムで、下記のようにメモとペンを使用します。

10ユニット法を使ってゲームを始める際は、『目標利益』『損失リミット』『1ユニットの賭け金』を事前に決めておきます。各要素の簡単な解説は下記の通りです。

目標利益 そのゲーム内における最終的な利益の目標
損失リミット ゲーム内で失っても許容できる損失額
1ユニットの賭け金 目標利益を10等分した金額

『1ユニットの賭け金』は、目標利益を10等分した金額を設定するため、例えば目標利益を$10とした場合、$10÷1=$1が1ユニット分の賭け金となります。

1ゲームごとにメモを取りながら毎回のベット額を決めるため、感情を左右されず淡々とゲームを進めることができる必勝法です。

10ユニット法の使い方・賭け方

それでは実際にどのように10ユニット法を進めていくか、手順に沿って解説していきます。

【手順①】3つの数字を決めておく

まず初めに『目標利益』『損失リミット』『1ユニットの賭け金』の3つの数字を決めます。今回は下記のように設定しました。

目標利益 $10
損失リミット $10
1ユニットの賭け金 $1

3つの数字が決まったら、紙に「1」を10個書いて数列を作ります。この数字は1ユニットを表しています。

少しややこしいですが、1ユニットが$2の場合でも数字の1を記載するので、混乱しないようにしてください。今回はわかりやすく1ユニット=$1で説明します。

【手順②】左右端のユニットの合計額をベットする

続いて、カジノゲームに賭けるベット額を決めていきます。10ユニット法は、左右両端のユニットの合計額をベットするので、最初のベット額は、1+1=2ユニットです。

今回の場合だと1ユニット=$1なので、ベット額は$2になります。

【手順③】10ユニット法で勝った場合

ゲームに勝利した場合、数列の両端の数字を消します。次ゲームも同様に両橋の数字を足して、ベット額を決めます。

【手順④】10ユニット法で負けた場合

もしゲームに負けた場合は、数列の右端に負けた時のユニット数を追加します。

10ユニット法を効果的に使えるゲームは?

10ユニット法は、勝率1/2、配当2倍のゲームにおいて効果を発揮します。また、1回のゲームが他のゲーム結果の影響を受けない独立事象のゲームであることも重要なポイントです。

カジノゲームの場合、ルーレットやバカラ、などで使用できます。反対に10ユニット法に向いていないのは、一度のゲームで配当が一定ではないスロットなどです。

10ユニット法のシミュレーション

続いて、10ユニット法の具体的なシミュレーション結果を解説していきます。今回のシミュレーションでは、相性がいい バカラを使用しました。

準備

まず、1ユニットあたりの金額、目標利益額、損失リミット額を決めます。今回は以下のように設定しました。

1ユニット 10ドル
目標利益額 10ユニット(=100ドル)
損失リミット 30ユニット(=300ドル)

次に、紙に「1」を10個書きます。

「1 1 1 1 1 1 1 1 1 1」

両端の数字から、最初の賭け金は2ユニット(=20ドル)です。

10ゲームの結果

実際上記のような形でバカラでプレイし、10ゲーム10ユニット法を使用したシミュレーション結果が下記の通りです。

ゲーム数 ユニット数列 賭け金 勝敗 損益 自己資金
1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 $2 +2 $32
2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1 $2 × 0 $30
3 1 1 1 1 1 1 1 1 2 $3 × -3 $27
4 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 $4 × +1 $31
5 1 1 1 1 1 1 1 1 2 3 $3 +4 $34
6 1 1 1 1 1 1 1 2 $2 +6 $36
7 1 1 1 1 1 1 $2 +8 $38
8 1 1 1 1 $2 × +6 $36
9 1 1 2 $3 +9 $39
10 1 1 2 $1 +10 $40

数列をメモをするのは大変でしたが、その分冷静にゲームに取り組めましたね。

10ユニット法の利点・メリット

10ユニット法には2つの大きなメリットがあります。

それぞれのメリットについて詳しく解説をしていきます。

明確なゲーム目標を立てやすい

10ユニット法は、あらかじめ目標利益と損失リミット額を設定してからゲームを開始するため、明確な目標を持ってゲームに臨むことができます。

は勝っても負けてもやめるタイミングが判断できず、最終的に大きな損失が生まれてしまうケースが少なくありません。

しかし10ユニット法は、目標利益または損失リミットに到達した時点でゲームを終えれば良いので、やめるタイミングが分かりやすく大きな損失を生むリスクを減らすことができます。

数列がなくなれば必ず利益が出る

10ユニット法は、ゲームに勝利する度に数字を2つずつ消していく必勝法です。

数列が全てなくなった時点で目標利益に必ず到達しているということが分かるため、あと何ゲームで目標に到達できるのか、残りいくらベットするのかが明確です。

数字を全て消すということを目標に考えれば、熱くなりすぎず冷静にゲームを進めていくことができます。

10ユニット法の欠点・デメリット

10ユニット法のデメリットは、以下の2つです。

それぞれのデメリットについて詳しく解説をしていきます。

カジノのベットリミット上限に引っかかる

10ユニット法を使う上で注意しておかなければならないのが、テーブルごとに設定されている最大ベット額です。

どのようなゲームをプレイするにしても、基本的にカジノではベット金額の上限が決められています。

そのため軍資金が潤沢にあったとしても、10ユニット法の損失リミットはテーブルリミット以下に設定をしなければいけません。

慣れないうちはメモを取る必要がある

10ユニット法は初心者の人でも簡単に使うことのできる必勝法なのですが、慣れていない間はメモを取りながらゲームを進めていく必要があります。

記憶力に頼ったやり方はミスの原因にもつながってしまうため、メモはほぼ必須と言えるでしょう。

なお、本場カジノではメモ用紙の持ち込みが禁止されていることが多く、10ユニット法を実践しづらいのが難点です。

10ユニット法を上手に運用するコツ

10ユニット法を上手く使うコツは、大きく分けてこちらの4つです。

それぞれのコツについて詳しく解説をしていきます。

目標利益を高く設定しない

10ユニット法は、目標利益を10等分した金額が1ユニットの賭け金となります。目標利益を大きく設定するほど1回のベット額も増えてしまうため、軍資金が少ない人が一度に大金を得ることはほぼ不可能です。

例えば、目標利益を$200とした場合、$200÷10=$20が1ユニットのベット額になります。初回ベット額は2ユニット分なので$40が必要となるのですが、軍資金が$100の場合、1回負けた時点で残り損失リミットは$60になります。

次のベットで3ユニット=$60をベットするため、続けて負ければその時点でリミット額に到達し、ゲームを続けることができなくなります。

10ユニット法は一度に大きな勝ちを得るのではなく、コツコツと稼いでいく必勝法であることを念頭に置いておきましょう。

損失リミット額を高く設定しすぎない

損失リミットは高く設定するほどゲームに挑戦できる回数や成功率が増えるのですが、同時に大きな損失が生まれるリスクも上がっています。

最初に設定したリミット額が多いと、負けが続いているときに損切りがなかなかできず、結果的に軍資金がゼロになってしまう恐れがあります。

軍資金がどれだけあるのかにもよるのですが、1ゲームあたりの損失リミットは$20あたりが妥当です。目標利益も$10前後と現実的な数値を設定するようにしましょう。

損失リミットが足りない時は賭け方を工夫する

10ユニット法を使っているときにゲームが長期化すると、賭けるユニット数がリミット額を超えてしまうケースがあります。そのような場合の対処法について解説をしていきます。

ユニット数列の左端を賭ける

左右端の合計ユニットがリミット額を超える場合、左端ユニットのみをベットしてゲームを始めます。

例えば、下記ケースの場合。

損失リミット $20
1ユニットの賭け金 $1
ユニット数列 10 11 12 13 14 15

本来であれば10+15=25ユニットをベットする必要がありますが、リミット額を超える$25ベットになってしまいます。しかし、左端だけのベットであれば$10で済むため、リミット額を超えることなくゲームを続けられます。

ゲームに勝った場合は左端の「10」を削除して利益をリミット額に加え、下記の数列でゲームを続けます。

11 12 13 14 15

負けた場合は左端の「10」に負けた分だけのユニット数を加えて、リミット額から損失額を差し引きます。$20-$10でリミット額は$10となり、残りリミット額を全ベットする次の手順に移行します。

残りのリミット額を賭ける

数列の左端ユニットがリミット額を超える場合、ユニットの数字に関係なくリミット額を全てベットします。

例えば、下記ケースの場合。

損失リミット $5
1ユニットの賭け金 $1
ユニット数列 1 11 12 13 14 15

10ユニット法のルールに従ってベットを行うと損失リミットの$5を超えてしまいます。そのため、このケースはリミットの全額である$5をベットします。

ゲームに勝った場合は数列の左端にベットしたユニット数「5」を加えて下記の数列でゲームを続行します。

5 1 11 12 13 14 15

残高リミットは$10、次のゲームのベット額は数列左端の「5」ユニットになります。負けた場合は残高がゼロとなるため、その時点でゲーム終了です。

メモが取れるオンラインカジノで練習する

10ユニット法はゲームが進行するほどメモの回数が増えてしまうので、初心者の人にとっては複雑に感じてしまいます。また、本場カジノではメモの持ち込みができないなどの制約があります。

10ユニット法の賭け方に慣れるためには、オンラインカジノのテーブルゲームがおすすめです。テーブルゲームであればベッティングまでの時間制限がなく、自分のペースでゲームを進めていくことができます。

また、のルーレットはゲームに参加するタイミングを自分自身で決められるので、メモを取ることに慣れてきたらこちらもおすすめです。

10ユニット法まとめ

この記事まとめ

  • 10ユニット法は目標利益・損失額・1回のベット額を事前に決める必勝法
  • 効果を発揮するゲームは勝率1/2、配当2倍であること
  • 連勝時に比べて連敗時の方が資金変化がゆるやか
  • リミット額が不足したときは賭け方を変えることで挽回のチャンス

いかがでしょうか。10ユニット法は、目標利益に到達するための道のりを堅実に進んでいく資金管理重視の必勝法です。

カジノゲームで遊ぶときは資金管理が必須なのですが、自分自身で管理するのは大変なものです。しかし、10ユニット法を実践しながらゲームをプレイしていると、目標利益と損失額が明確なので資金管理がしやすくなります。

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投稿者 eldoah