皆さんはバカラで遊ぶ時、「罫線」を利用したことがありますか?
バカラは本場のカジノでも人気のゲームで、直感や運任せのゲームと言われることも多く直感でベットしている人も多いかもしれません。
しかし、罫線を理解するとバカラにおけるギャンブルの波が視覚化されるので、ゲームの予想に役立ち、勝率を上げられる可能性があります。今回罫線を初めて知るという人も、是非今回の記事で使い方を覚えてみてください。
当サイトは公平なレビューを提供し、記事中で紹介している他社広告は評価に影響しないことをお約束します。
また、当サイトはオンラインギャンブルが合法な国に居住する方々に向けて提供しています。利用者は居住国の法律を遵守しながらご利用ください。詳細については、 執筆・編集ガイドライン、 プライバシーポリシーをご覧ください。
この記事を読んだらわかること
- バカラの罫線の基礎知識
- バカラの罫線の種類と読み方
- バカラの罫線の応用方法
目次
- バカラの罫線とは?
- バカラ罫線のロジック
- 罫線基礎編:大路(ダイロ、ダァルー)
- 大路の見方
- 大路を実際に使ってみよう
- 罫線応用編:大眼仔(ダイガンチャイ、ダァガンツー)
- 大眼仔の見方
- 大眼仔を実際に使ってみよう
- 罫線応用編:小路(シュウロ、シャォルー)
- 小路の見方
- 小路を実際に使ってみよう
- 罫線応用編:甲由路(カッチャロ)
- 甲由路の見方
- 甲由路を実際に使ってみよう
- 罫線の応用編:複数の罫線を使う方法
- オンラインカジノで罫線を複数表示させるには?
- まとめ〜罫線を覚えてバカラで活用していこう〜
バカラの罫線とは?
「罫線」を簡単に説明すると勝負の履歴を一目で分かるようにまとめた表です。
この罫線には、大路、大眼仔、小路、甲由路の4種類があります。
罫線の最も基本となるのが「大路」と呼ばれ、プレイヤーとバンカーのどちらが勝ったのか、または連勝しているか等のゲーム傾向が一発でわかる表です。
「大眼仔」「小路」「甲由路」の3種類は、過去のゲーム結果と比較してどのような流れでバカラが進んでいるのかを記録した、大路の応用のような表です。
この3つは大路を覚えた上で活用するのが良いため、罫線をこれから覚えてみたい!という人はまずは大路の読み方から覚えてきましょう。
バカラ罫線のロジック
罫線が読めるとなぜバカラの勝率が上がるのでしょうか?そのロジックを解説していきます。
バカラに限らず、トランプ系のカジノゲームは、カードをシャッフルする際、絵札や同じ数字のカードが偏って混ざる場合があります。この偏りが元となって連続して同数字が出たり、ディーラーの勝利が続くなど、不規則な流れが発生するのです。
これを俗に『ギャンブルの波』とも呼ばれます。
同じプレイヤーが連続で勝利した時の『バカづき』や『流れが来ている』などの状況も、突き詰めればこのギャンブルの波の一つと呼べます。
このギャンブルの波を記録したものがバカラの罫線です。
そのため、罫線が読めれば、”ギャンブルの波”を把握でき、結果的に勝率が上がるというロジックです。
もちろん、罫線も予想でしかないので、100%的中するわけではありません。ですが、罫線を読めるだけでも少なからず勝率には影響してきます。
罫線基礎編:大路(ダイロ、ダァルー)
それでは実際に、罫線の使い方や読み方について解説していきましょう。最初は、バカラの罫線で基本となる「大路(ダイロ、ダァルー)」を紹介していきます。
大路の見方
前述した通り、大路は「ゲームの結果一覧表」です。
記録方法は以下の通りで、左から右へ向かって記述していきます。
連勝した場合は縦の方向へ、前回と勝敗が異なる場合は横の列へ記録します。
- プレイヤーが勝った場合は「○」
- バンカーが勝った場合は「○」
- 引き分けの場合は直前の印に斜線「/」
上記画像の大路では、
左側の赤枠でバンカー⇒プレイヤー⇒バンカー⇒プレイヤーの波がきています。
右側の赤枠でバンカー2勝とプレイヤー1勝が交互に来る波がきています。
大路を実際に使ってみよう
大路を使ってどのように次の出目を予想していくのか、 ベラジョンカジノのライブバカラで実践してみましょう。
画面右下に大路が表示されています。
そのままでは見づらいので、拡大してみました。
前述の説明を思い出しながら次の出目を予想すると、どうなるでしょうか。
直近のゲームを見てみると、「バンカーの3勝⇒プレイヤーの1勝」のパターンが2回繰り返されているのがわかります。
この流れでいくと、次はバンカーの連勝が来るのではないか…という予想がたてられそうです。
では、この後どのようなゲーム結果となったか見てみましょう。
大路でギャンブルの波から予想した通り、バンカーが勝利しました。
また、その後の勝負でもバンカーが勝利しました。
大路はバカラで遊ぶ上で最も簡単に利用できる罫線なので、この機会に是非読み方を覚えてみてください。
罫線応用編:大眼仔(ダイガンチャイ、ダァガンツー)
大路で流れが掴みづらい時や、もう少し全体の流れを別の角度から眺めたい場合は、「大眼仔」「小路」「甲由路」も利用してみましょう。
まずは「大眼仔(ダイガンチャイ、ダァガンツー)」の見方を紹介していきます。
大眼仔の見方
大眼仔は、現在の勝負が大路の1列手前の動きと同じかどうかを記録していく罫線です。
大路と違って、1列手前の勝負と同じ動きなら「●」、異なる場合は「●」と記録し、タイの場合はカウントしません。
また、1列手前の勝負と比較するので、大路の2列目の2段か3列目の1段のタイミングで記録し始める点に注意です。
ちなみに、勝負の行方によっては1列前と比較できない場合もあります。
その場合は、直前の勝負と比較して連勝であれば「●」、異なる結果が出たら「●」が記録されます。
大眼仔を実際に使ってみよう
画面右下に大路と大眼仔が表示されています。
このままでは見づらいので拡大してみましょう。 こちらは大路です。
ギャンブルの波が来ている雰囲気が感じられますが、大路を見ただけでははっきり見えません。
大眼仔と照らし合わせてみるとどうでしょうか。
よく見ると、大眼仔の直近が「●●●●」となっていて、同じ動き「●」と異なる動き「●」が交互に発生しているのがわかります。
大路では2列前がバンカーの連勝、1列前がプレイヤーの連勝となっているので、次は同じ動き「●」でバンカーが勝つのではないか…と予測をたてることができます。
実際のゲーム結果をみてみましょう。
予想通りバンカーが勝ちました。
罫線応用編:小路(シュウロ、シャォルー)
続いて、「小路(シュウロ、シャオルー)」について解説していきます。
小路の見方
小路は、現在の勝負が大路の2列手前の動きと同じかどうかを記録していく罫線です。
2列手前の勝負と同じ動きなら「●」、異なる場合は「●」と記録し、タイの場合はカウントしません。
また、2列手前の勝負と比較するので、大路の3列目の2段か4列目の1段のタイミングで記録し始める点に注意しましょう。
大眼孔同様、直前の勝負と比較して連勝であれば「●」、異なる結果が出たら「●」が記録されます。
小路を実際に使ってみよう
画面右下に大路と小路が表示されています。
このままでは見づらいので拡大してみました。大路と小路を照らし合わせてみるとどうでしょうか。
小路の直近の記録は「●●●●●●●●●●●●」となっているので、次も同じ異なる動き「●」が発生するのではないかと予想できます。
ですが、大路で2列前の同じ行を見てみると、空欄となっていて比較ができません。
その場合、大路で直前の勝者(プレイヤー)とは異なる動きに「●」がつくので、バンカーの勝利が次にくると予想できます。
では、実際のゲーム結果をみてみましょう。
予想通り「●」となりバンカーが勝ちました。
罫線応用編:甲由路(カッチャロ)
最後に、「甲由路(カッチャロ)」について解説していきます。
甲由路の見方
甲由路は、現在の勝負が大路の3列手前の動きと同じかどうかを記録していく罫線です。
3列手前の勝負と同じ動きなら「●」、異なる場合は「●」と記録し、タイの場合はカウントしません。
ただし、カジノによっては「●」ではなく「/」で表記しているところもあるので注意しましょう。
また、3列手前の勝負と比較するので、大路の4列目の2段か5列目の1段が記録されてから記録し始めます。
ちなみに、勝負の行方によっては3列前と比較できない場合もあります。
その場合は、直前の勝負と比較して連勝であれば「●」、異なる結果が出たら「●」が記録されます。
甲由路を実際に使ってみよう
画面右下に大路と甲由路が表示されています。
このままでは見づらいので拡大してみました。大路と甲由路を照らし合わせてみるとどうでしょうか。
甲由路を見てみると「//////」、●で表示した場合「●●●●●●」と交互になっています。
この流れで行くと、次は大路の3列前と同じ動き(連勝)が来ると予想できそうです。
ちなみに3列前はプレイヤーの連勝ですが、直前の勝負ではバンカーが勝利しているので、連勝するとしたら次はバンカーの勝利と予想できます。
実際のゲーム結果をみてみましょう。
予想通りバンカーが勝利しました。
罫線の応用編:複数の罫線を使う方法
ここまで罫線の基本「大路」と、応用の「大眼仔」「小路」「甲由路」を一つずつ見てきました。
しかし、基本となる大路やどれか1つの罫線で勝負の流れが読めない時も必ずあります。そういった場合にオススメなのが、複数の罫線を同時に使う方法です。
罫線を複数同時に使用する場合、縦面(タテヅラ)と横面(ヨコヅラ)に注目してください。
縦面(タテヅラ)とは、画像のように縦に同じ記録が伸びてている現象を指します。
大路の場合はプレイヤー・バンカーどちらかの連勝が続いている状態、大眼仔・小路・甲由路では同じ動きや違う動きが連続している状態です。
横面(ヨコヅラ)とは、画像のように異なる記録が交互に続いている現象を指します。
大路の場合は、バンカーとプレイヤーの勝利が交互に起こっている状態、大眼仔・小路・甲由路では同じ動きや異なる動きが交互に発生している状態です。
例えば、以下のゲームでは大路だけをみると波を掴みづらいです。
しかし、大眼仔、小路、甲由路を同時に見てみるとどうでしょうか。
- 大眼仔:「●●●」⇒横面の流れ
- 小路:「●●●●」⇒横面と縦面の流れ
- 甲由路:「●●●●●●●(///////)」⇒横面と縦面の流れ
直近でこういった流れが各罫線に現れているのが見えます。
このように複数の罫線を合わせて読んでいくことで、今まで見えなかった流れを掴める可能性が高まります。
オンラインカジノで罫線を複数表示させるには?
本場カジノではテーブル横のモニターに罫線が表示されていますが、オンラインカジノの場合、複数罫線の表示方法はソフトウェア会社によって様々です。
EvolutionGamingやEzugiのように、ベットテーブルの左右に罫線が表示されていることが多いです。
そのままで見づらい場合は各罫線をクリックすると拡大表示されます。
まとめ〜罫線を覚えてバカラで活用していこう〜
この記事のまとめ
- 罫線とは、勝負の履歴を一目でわかるようにまとめた表
- デッキ内のカードの偏りがギャンブルの波を発生させ、罫線にも現れる
- 罫線の基本は「大路」
- 慣れてきたら「大眼仔・小路・甲由路」も覚えておこう
いかがでしたか罫線についてなんとなく理解できたのではないでしょうか。
ここで紹介した罫線を一度に覚えるのは難しいかもしれませんが、基本となる大路をマスターするだけでも、バカラの流れを掴みやすくなります。
しかし、大路だけでは流れが読めない時が多いのも事実です。大眼仔・小路・甲由路もマスターすることを目指して、少しずつ慣れていきましょう。