このページでは、カジノで最も人気のあるゲーム「バカラ」について、遊び方やルールを詳しく解説します! バカラといえば、カジ…
しかし、「なぜ違法になるの?」「法を犯さずにバカラを遊ぶ方法は無いの?」と疑問を持つ方も多いのでは無いでしょうか?
このページでは、闇カジノで行われるバカラ賭博とは何か、そしてバカラ賭博がなぜ違法になるのかについて詳しく解説します。また、オンラインカジノでバカラを遊ぶのが合法なのか違法なのか、について説明しています。
この記事のまとめ
- 闇カジノ・バカラ賭博は違法!近寄らないように注意しよう
- 犯罪行為や金銭トラブルに巻き込まれる可能性が高い
- バカラ賭博をおこなってしまった場合は速やかに弁護士に相談しよう
この記事はおよそ 10分 で読むことができます。時間がない方は目次を活用しましょう
バカラ賭博とは?なぜ違法になるのか
バカラの概要
バカラ賭博の違法性について解説する前に、まず「バカラ賭博」について説明します。
「バカラ賭博」とは、日本国内にある闇カジノ、もしくはマンションの一室などで行われる、トランプゲーム「バカラ」を使った賭けのことを指します。
現金をチップと交換し、チップを使ってバカラをプレイして、ゲームが終わった後でチップを精算し現金を獲得する、という仕組みになっています(マンションの一室で行われるバカラ賭博の場合、直接現金を賭けている場合もあります)。
公営ギャンブルなど認められた一部の賭けを除いて、日本国内で賭博を行うことは違法となっており、それはバカラにおいても変わることはありません。特に現金を賭ける行為については、金額の大きさに関わらず違法となります。
日本の法律における賭博の定義と違法性について
バカラ自体は単なるトランプゲームなので違法性があるものではありません。
しかし、日本では、公営ギャンブルや宝くじなど特別法が定められているものを除いて、お金を賭ける行為は違法に当たります(パチンコ・パチスロについては警察の指導のもと「一時に供する娯楽」の範疇として認められているので「ギャンブルではあるが違法ではない」とされています)。
日本の刑法によると、賭博を行った人については「賭博罪」が、賭博をできる場所を開いた人については「賭博場開帳図利罪」が適用されます。
賭博罪については、基本的には罰金・科料刑となる「単純賭博罪」が適用されるものの、日常的に賭博を行っていたことが明らかである場合は「常習賭博罪」として懲役刑が適用される場合があります。
公営ギャンブルと私的ギャンブルの違い
しかし、日本では競馬・競艇・オートレースなどギャンブルが公的に認められているものがあります。これらのギャンブルは「公営ギャンブル」と呼ばれており、その運営主体は中央競馬会や地方自治体などの公的機関です。
これらの売上の一部は公共事業や公共サービスなどに使われるので、早い話使い道の決まっている税金ということになります。
主な公営ギャンブル
- 競馬
- 競輪
- 競艇
- 宝くじ
- toto
- ジャンボ宝くじ
これに対し、私的ギャンブルとは公的機関が関わらないギャンブルのことを指します。
刑法ではこの私的ギャンブルについて原則全て違法と定めているのですが、例えば「友達と大富豪をして負けた方がジュース1本奢る」など、非公開で少額なもの(法律用語で「一時の娯楽に供する物」)については違法ではありません。
なお、原則として金銭のやりとりがある場合は一円でも処罰の対象になりますが、最近の賭け麻雀の騒動を見ると「非公開で常識的な金銭のやり取り」については黙認されるケースもあるようです。
また、先ほども触れましたが、「パチンコ・パチスロ」は賭博ではあるものの違法ではありません。理由としては、パチンコやパチスロは一時の娯楽に供する物を賭けているとみなせるからです。
その代わり、パチンコ業界は常に警察から指導を受けており、パチスロ6号機のスペックが圧倒的に低いのも警察の指導によるものと言われています。
バカラ賭博が違法になる理由
ここでバカラ賭博が違法になる理由について考えてみましょう。バカラ賭博は大抵の場合日本にある闇カジノ、もしくはマンションの一室を貸し切って行われます。
報道によると、1日あたりに使われる金額は数十万〜数千万円にも及ぶと言われており、これは明確に「日本国内で私的賭博が行われた」とみなすことができるでしょう。当然このような非常識なレートであれば見逃されるはずもなく、摘発の対象となります。
もちろんこれは日本国内の話であり、私的なギャンブルが合法である国でバカラ賭博を行った場合罪に問われることはありません。このケースでは日本国内が賭博場として機能している、というのが問題になります。
バカラ賭博を行うとどのような罰則があるのか
続いて、バカラ賭博で摘発されてしまった時に考えられる罰則について解説します。バカラ賭博が認められ、有罪となったプレイヤーについては、以下のような刑事罰、それに伴う罰則が適用されます。
- 常習賭博罪の場合3年以下の懲役刑・単純賭博の場合50万円以下の罰金/科料刑
- 資金や設備の没収
- 個人情報の公表(新聞やテレビなどに実名が報道されるケースも)
これは「子(プレイヤー)」に対して適用される罰であり、「親(賭博場を開帳している胴元)」についてはより厳しい罰則が適用されることにご注意ください。
バカラ賭博で報道された事例
「そんなにバカラ賭博って日常的にあるの?」とお思いの方も多いかもしれませんが、最近の報道だけでもこれだけ多くの事例が発生しています。
過去6年で起きたバカラ賭博のニュースについて見ていくことにします(もちろんこれは「事件が明るみに出て」「報道された」ケースであり、今でも多くの闇カジノがバカラ賭博を提供していることにご注意ください)。
2017年6月:大阪心斎橋筋で50人以上が摘発、現金約2億円押収
大阪府警保安課が6月26日、中央区心斎橋筋2の雑居ビル4階のバカラ賭博店「01(ゼロワン)」を摘発し、現金計2億1200万円を押収した事件で、年間約20億円近い利益は、指定暴力団六代目山口組系大原組の主な資金源だったとみられている事が分かった。
引用元: 【闇バカラ】違法カジノ店ゼロワンは大原組が関与か
2020年5月:愛知県で男女12人を賭博容疑で現行犯逮捕
カジノ店を開き、客にバカラ賭博をさせて手数料を徴収したとして、愛知県警中署などは17日、賭博開帳図利の疑いで同県小牧市、職業不詳浦野貴士容疑者(45)ら店舗関係者と従業員計11人を逮捕したと明らかにした。いずれも逮捕は16日。県警は同日夜、客の男女12人も賭博容疑で現行犯逮捕した。
引用元: 闇カジノ摘発で23人逮捕 愛知県警、店舗関係者や客
2020年6月:埼玉県で男女18人逮捕
トランプを使用した「バカラ」と呼ばれる賭博を行い違法な収益を得るなどしていたとして、県警捜査4課と蕨署、川口署の合同捜査班は14日までに、川口市の違法カジノ賭博店「Circus(サーカス)」を摘発、賭博場開帳等図利と同ほう助、賭博の疑いで、蕨市南町3丁目、従業員の男A(50)、草加市西町、従業員男B(58)、東京都葛飾区立石6丁目、指定暴力団住吉会傘下組織幹部で無職の男C(65)ら従業員と客の男女計18人を逮捕した。
引用元: バカラ賭博した疑い、従業員や客の組幹部ら男女18人逮捕 緊急事態中も3密の店内で24時間営業/県警
2020年9月:六本木で違法カジノ店を開いていた組幹部ら3名逮捕
東京・六本木で違法カジノ店を開き、客にバカラ賭博をさせたとして、警視庁組織犯罪対策4課は28日までに、賭博開帳図利容疑などで、特定抗争指定暴力団神戸山口組系宅見組幹部山本千束(ちづか)容疑者(70)ら男3人を逮捕した。共同通信などが報じた。
引用元: 違法カジノ 実質的経営者とみられる組幹部ら逮捕 4億8千万円売り上げか
2021年6月:マンションの一室で賭博店を開き6名現行犯逮捕
東京・六本木のタワーマンションの一室で賭博店を開いたとして、警視庁は14日深夜、賭博開帳図利などの疑いで店長ら店の関係者で40~50代の男6人を現行犯逮捕した。客の男女2人も賭博容疑で逮捕した。東京五輪・パラリンピックに向けた繁華街の「浄化対策」の一環で、暴力団の関与についても調べる方針。捜査関係者への取材でわかった。
引用元: 六本木、2億円タワマンに闇カジノ 五輪浄化作戦で摘発
関東や関西を中心に、闇カジノやマンションなどでバカラ賭博が行われていることが分かります。また、その場にいた客も含め現行犯逮捕されています。当然賭博場を開帳している方が罪は大きいですが、違法カジノでプレイしている客についても罪に問われるということは理解しておきましょう。
バカラ賭博が社会的にもたらす影響
ここまで「バカラ賭博はなぜ違法なのか?」について解説してきましたが、続いてバカラ賭博のリスクについて詳しく説明します。バカラ賭博には暴力団など犯罪組織が関わっていることが多く、現在社会問題となっている「闇バイト」に誘われてしまうことも。
さらに闇カジノにずっと通っていると依存症などご自身の健康問題にかかわる場合があります。バカラ賭博の影響について解説します。
犯罪や金銭トラブルの発生リスク
大阪・ミナミの違法インターネットカジノ店で3月に起きた銃撃事件で、大阪府警南署捜査本部は20日、強盗殺人未遂と銃刀法違反(加重所持)の疑いで、韓国籍で住所、職業不詳の姜(きょう)真一容疑者(34)を逮捕した。指名手配し、顔写真を公開して行方を捜していた。
引用元: カジノ店発砲 手配の男逮捕 強盗殺人容疑など 大阪府警
ほとんどの闇カジノは、暴力団・半グレなどの違法組織によって運営されています。そのため闇カジノの売り上げはそのまま暴力団に流れてしまい、活動資金をみすみす与えてしまう…ということになります。
当然そのような組織が運営するカジノですから、詐欺やイカサマは当たり前。利用者のお金を巻き上げ、払えない客には暴行したり組織の管理下の元闇バイトをさせられる、といったケースが相次いでいるそうです。
また、これまでは一見の客に対してはある程度稼がせて、2回目以降の入店で巻き上げる…といったことも行っていたそうですが、最近は暴力団も不景気なのか最初からイカサマで負けさせる手口を使うらしく、もし勝っても暴力をちらつかせて払わない…などのトラブルもあるようです。
闇カジノ自体が犯罪ではありますが、より深刻な犯罪に巻き込まれる可能性があることには最大限の注意が必要と言えるでしょう。
依存症や健康被害のリスク
これはギャンブル全般に言える話でもありますが、闇カジノにずっと通っていると、お金を失い続けても「脳汁」を求めにバカラ賭博をやめられなくなることがあるそうです。
「ギャンブル依存症」などの名前で呼ばれており、一度発症すると一生付き合っていく病気となります。本当の意味での「完治」というのは生きている限りなく、アルコール・タバコ・麻薬などと同じように我慢しなくてはなりません。
大王製紙の創業家経営者である井川意高が、個人的なカジノの賭け金に充てることを目的に、複数の子会社から2010年4月から2011年9月までの総額で100億円を超える金銭(正確には106億円[4])を不正に引き出して流用した事件で、経営者辞任から刑事事件に発展した。
上場企業の創業家経営者が、個人的なカジノの賭け金のために、子会社から多額の資金を引き出し、それを横領する形で私的に流用したことで、会社に損害を与えた事件として注目された。
引用元: 大王製紙事件
しかし闇カジノは売り上げが命なので、なるべくプレイヤーをカジノに来させようとします。言われるがままに違法カジノに来てしまい、負けても負けてもまた遊んでしまう…という悪循環に悩む方も多いです。
バカラ賭博を行ってしまった場合どうしたらいいの?
賭博罪は闇カジノの現場を抑えられて現行犯逮捕されるケース、もしくは関係者の証言から後日逮捕されるケースがあります。現行犯逮捕はされなかった場合でも、摘発された店であなたがプレイしていたことが発覚すれば、警察は任意同行を求めてくるかもしれません。
もし違法なバカラ賭博を行ってしまった場合、まずは弁護士にご相談ください。今後どうすれば良いかについてアドバイスをくれます。そして、弁護士に相談してからは闇カジノには絶対に行かないようにしましょう。
もしご友人と一緒に行かれていた場合は、そのご友人にも止めるよう説得してください。
バカラを安心して遊ぶならオンラインカジノ
「日本国内のバカラ賭博は違法だと聞いたけど、じゃあ合法的にバカラを楽しむにはどうすれば良いの?」とお困りの方におすすめなのが「オンラインカジノ」です。
オンラインカジノとは、海外に本拠地を置くカジノサイトにスマホやパソコンからアクセスすることで、24時間いつでもゲームをプレイできるカジノのことを指します。もちろん現金を賭けてプレイすることができ、バカラを含む数千種類ものカジノゲームをいつでもどこでも遊ぶことができます。
ここで、「オンラインカジノは違法なバカラ賭博に当たらないのか?」という疑問があると思いますので、詳しく説明します。
オンラインカジノの運営元は違法組織と全く関係のない一流企業
オンラインカジノを運営する企業は全て、イギリス・マルタ・キュラソーなどの各国政府から「ライセンス」をもらっています。ライセンスとは、一流の企業でなければ発行されないカジノを運営することを認める許可証のことで、つまり国のお墨付きのある企業である、という意味です。
もちろん詐欺やイカサマについても絶対にできない仕組みとなっており、安心して賭けることができます。
オンラインカジノを日本国内から遊んでも良いのか?
一番重要な点は「日本国内からオンラインカジノにアクセスしてプレイするのは合法なのか?」という点についてですが、これについては「違法と定める法律がない」ため、100%合法とは言い切れないものの白に近いグレーゾーンです。
というのも、日本の刑法が定められたのは明治時代であり、その頃はインターネットのイの字もない時代。例え日本人であっても外国で賭博を行うのは(その国がギャンブルを違法と扱っていない限り)合法なので、「日本国内から海外にあるカジノサイトでお金を賭ける」なんて想定しているわけはありません。
基本的に「犯罪と定められていない行為は犯罪ではない(罪刑法定主義)」なので、現在オンラインカジノを遊ぶのが犯罪であると認められる法律はありません。しかし、今後法解釈が無理やり変わったり、法律の内容が変わることによって違法になる可能性もゼロではありません。
オンラインカジノを長い時間遊ぶと依存症が発生しないのか?
オンラインカジノでは「責任あるギャンブル」というページが各サイトに設置されており、このページを使うとプレイヤーが任意で自分のギャンブルに制限を付けることができます。
例えば1日ごとの入金額や損失額が一定以上になると入金やプレイができなくなったり、ログイン時間が一定以上になると強制ログアウトとなるなどの措置を取ることができます。この制限は一度設定すると止めようと思っても1日程度反映に時間がかかるので、依存症対策もバッチリ行われていると言えるでしょう。
まとめ
日本国内には闇カジノやマンションの一室などを使って「バカラ賭博」が行われています。バカラ賭博は「プレイヤーも胴元も日本国内にいる」ため、賭け事が日本で行われていると考えられます。日本では公営ギャンブルなどの例外を除いて、賭博をすることは違法であり、最悪で懲役刑となるケースもあります。
また、ほとんどの場合闇カジノの運営元は暴力団などの違法組織なので、詐欺やイカサマが横行し、さらなる犯罪に巻き込まれる可能性も否定できません。
日本国内で安全にバカラを楽しみたいなら「オンラインカジノ」が大変おすすめです。オンラインカジノは海外にある一流企業が運営しているため詐欺の心配もなく、また今の所法律で明確に禁止されていないため合法的に遊ぶことができます。
闇カジノに行かなくとも楽しめるオンラインカジノをぜひご活用ください!
Bell
(ウィナーズクラブ管理人)
違法な闇カジノでバカラ賭博をすれば逮捕されて有罪になるのは当たり前の話です。闇カジノはオンラインカジノとは違って完全に違法だからです。なぜ違法になるのかをこのページで詳しく解説しますので、ココをお読みの皆さんは闇カジノには決して近づかないようにして下さい。