今回はブックメーカーの総合格闘技について紹介していきます。
総合格闘技は打撃技、投げ技、寝技を駆使して戦うスポーツで、日本でも年末の『PRIDE』や『 Dynamite!!』などが有名です。ブックメーカーの世界でも、誰が勝つのか、どうやって勝つのかなど幅広い賭け方があるため、非常に人気の高いスポーツの一種です。
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この記事を読んだら分かること
- ブックメーカーの総合格闘技のベット方法
- オッズを表す方式(デシマル・フラクショナル・アメリカン)
- おすすめのブックメーカー(ウィリアムヒルカジノ)
目次
- ブックメーカーの総合格闘技でベットできるオッズ
- 勝者予想(Bout Betting)
- 試合の決まり方(Method of Result)
- 最終ラウンドまで試合するか(Fight to go the Distance)
- ライブベッティング
- ブックメーカーの総合格闘技のオッズ表記は3通り
- デシマルオッズ
- フラクショナルオッズ
- アメリカンオッズ
- ブックメーカーの総合格闘技まとめ
ブックメーカーの総合格闘技でベットできるオッズ
ブックメーカーの総合格闘技では試合ごとに賭けられるオッズが異なり、下記のような幅広い賭け方が可能です。
ブックメーカーの総合格闘技でベットできるオッズ
- 勝者予想(Bout Betting)
- 試合の決まり方(Method of Result)
- 最終ラウンドまで試合するか(Fight to go the distance)
- ライブベッティング
ベッティング可能なオッズにはどんなタイプがあるのか ウィリアムヒルカジノのブックメーカーのスクショを使用して説明します。
勝者予想(Bout Betting)
Bout Bettingはブックメーカーの総合格闘技におけるもっともポピュラーな賭け方です。ブックメーカーを取り扱う業者によって試合ベッティングやTo Win FightやMoney Lineなどと呼ばれることもあります。
Bout Bettingとはどちらの選手が試合に勝利するかを予想してベッティングをおこなうものです。
1対1で試合をおこなう総合格闘技では2倍の配当率をベースに、人気の多寡によってオッズが変動します。
総合格闘技の試合は原則として引き分けがないため、必ずどちらかの選手が勝利(または敗北)によって試合が終わりますので、Bout Bettingの選択肢は選手Aの勝ち、または選手Bの勝ちという2通りとなります。
ラウンドごとの勝者予想(Round Betting)
Round Bettingは何ラウンド目でどちらの選手が勝利するかを予想する賭け方を指します。
人気の高い選択肢ほどオッズが低くなりますが、Bout BettingやMethod of Resultと比べると的中させることが難しいため、全体的にオッズは大きくなります。
また、総合格闘技において試合が決まりにくい終盤のラウンドほどオッズが大きくなり、試合の決まることの多い序盤のラウンドほどオッズが小さい傾向にあります。
何ラウンド目でどちらの選手が勝利するか予想する賭け方に加えて、どちらかが判定勝ちするかに賭けることも可能です。
具体的には、下記4つのいずれかを予想して、任意の金額をベッティングします。
- nラウンドで選手Aが勝つ
- 選手Aの判定勝ち
- nラウンドで選手Bが勝つ
- 選手Bの判定勝ち
総合格闘技の統一ルールでは1試合に5分間のラウンドを5回おこなうと定めているため、Round Bettingでは計12通りの選択肢があるとわかります。
複数ラウンドごとの勝者予想(Group Round Betting)
Group Round Bettingとは、Round Bettingの変形版ともいえる賭け方です。
2ラウンドを1つのグループとして、どちらの選手がどのラウンドで勝利するかを予想します。
予想を的中させることが難しく全体的に非常に高いオッズを誇るRound Bettingと比べると的中させやすい賭け方であると同時に、全体的にオッズは小さくなる傾向になります。
具体的には下記の6通りのいずれかを予想して任意の金額をベッティングします。
- 1~2ラウンドで選手Aが勝つ
- 3~4ラウンドで選手Aが勝つ
- 5ラウンドもしくは判定で選手Aが勝つ
- 1~2ラウンドで選手Bが勝つ
- 3~4ラウンドで選手Bが勝つ
- 5ラウンドもしくは判定で選手Bが勝つ
試合の決まり方(Method of Result)
Method of Resultは勝者だけでなく、試合がどのようにして決着するかを予想する賭け方で、試合の決まり方もしくは結果の方法などと直訳されることがあります。
Method of ResultにはKOまたはTKO勝ちするか、判定で勝つか、関節技で勝つかの3通りの賭け方があり、人気の高い決着の仕方ほどオッズが小さく、人気の低い決まり方ほどオッズが大きくなります。
具体的には、下記6通りのいずれかを予想して任意の金額をベッティングします。
- 選手AのKO/TKO勝ち
- 選手Aの判定勝ち
- 選手Aが関節技で勝つ
- 選手BのKO/TKO勝ち
- 選手Bの判定勝ち
- 選手Bが関節技で勝つ
最終ラウンドまで試合するか(Fight to go the Distance)
Fight to go the Distanceとは、その試合が最終ラウンドまでもつれこむかどうかを予想する賭け方です。
どちらの選手が勝つかということや試合の決まり方は一切考慮しないため、Fight to go the Distanceにおける選択肢は最終ラウンドまでもつれこむか否かの2通りしかありません。
結果が2通りだけなので配当率は2倍がベースとなるため人気の多寡によって配当は大きく上下しますが、両選手の実力が拮抗している場合には「はい」、両選手に明らかな実力差があると思われる場合には「いいえ」にベットが偏る傾向にあります。
ブックメーカーの総合格闘技では比較的予想を的中させやすい賭け方ですので、初心者の方にもおすすめのベッティング方法です。
ライブベッティング
ブックメーカーを楽しむ方法のひとつに、「ライブベッティング」というものがあります。
通常のブックメーカーでは試合が始まる前にベッティングを済ませなければならないのに対し、ライブベッティングでは試合を観戦しながらリアルタイムでベッティングをおこなうことが可能です。
試合の情勢を考慮することでより正確な予想を立てられるだけでなく、リアルタイムならではの臨場感あふれるベッティングを味わえるという点もライブベッティングの大きな魅力であるといえます。
リアルタイムでベッティングをおこなうという性質上、試合の情勢が傾くほど人気が偏向してオッズが極端に低くなってしまう場合もありますので、オッズの変動を考慮しながらベッティングをおこなうタイミングにも留意しなければなりません。
総合格闘技では週末に試合を組まれるのが一般的ですので、ライブベッティングを利用する方は週末にオンラインカジノやブックメーカーをチェックすることをおすすめします。
ブックメーカーの総合格闘技のオッズ表記は3通り
ブックメーカーの総合格闘技に用いられるオッズ表記にもいくつか種類がありますが、下記の世界で使われているメジャーな表記を紹介していきます。
3種類のオッズ表記
- デジマルオッズ
- フラクショナルオッズ
- アメリカンオッズ
デシマルオッズ
デシマルオッズとはオッズの値を小数点で表す方式です。
オッズを表すもっともポピュラーな表記法のひとつで、イギリスを除くヨーロッパ諸国を中心に世界中で広く用いられています。
数字が大きいほどオッズも大きくなっていきますので、賭け金にデシマルオッズの値を掛けることで予想を的中させたときに受け取ることのできる配当額が求められます。
画像の1列目にあるAspen Ladd対Tonya Evingerの試合を例にとると、$100をベットするとき、それぞれの配当は以下のとおりです。
・Aspen Laddの勝ち:$100×1.85=$185
・Tonya Evingerの勝ち:$100×1.95=$195
前の項で述べているようにオッズの大きさは人気によって大きく上下しますので、この試合では両選手のオッズにそれほど差がないことから、両選手の人気と実力が拮抗しているとわかります。
デシマルオッズは日本人にとっても馴染みが深く、配当額の計算もしやすい表記方式であるといえます。
フラクショナルオッズ
フラクショナルオッズとはオッズの値を分数で表す方式で、主にイギリスを中心に用いられているものです。
分母に対して分子が大きいほどオッズが大きくなり、また分子よりも分母が大きい場合には分母の大きさに反比例するようにオッズが小さくなります。
フラクショナルオッズに賭け金を掛けた金額に賭け金(元金)を足すことで配当額を求められます。
画像の2列目にあるグレイ・メイナード対ニック・レンツの試合を例にとると、$100をベットするとき、それぞれの配当は以下のとおりです。
・グレイ・メイナードの勝ち:($100×7/4)+100=$275
・ニック・レンツの勝ち:($100×4/9)+100=$144
以上から、この試合ではニック・レンツに人気が偏りがあるおわかります。
また、フラクショナルオッズは分母と分子を足して、分母で割ればデシマルオッズに変換可能です。
例として、グレイ・メイナード対ニック・レンツの試合でニック・レンツが勝った場合のフラクショナルオッズを変換すると、デシマルオッズは(4+9)/4=1.44であることが求められます。
アメリカンオッズ
アメリカンオッズとはポジティヴ(+)とネガティヴ(-)によってオッズを表す方式です。
その名の通り、アメリカを中心に用いられているオッズ表記で、数字が大きいほどオッズが大きくなり、逆に値が小さければオッズも小さくなります。
アメリカンオッズの値は$100を賭けた場合を基準に設定されており、オッズがポジティヴ(+)であれば、$100を賭けたときにオッズの値と同額の配当金を受け取れることを意味しています。
画像3列目のLina Lansberg対Yana Kunitskayaの試合におけるLina Lansbergのオッズを例にとると、$100を賭けたとき賭け金に加えて$130の配当が得られることになります。
逆にオッズがネガティヴ(-)の場合、オッズの値と同額の賭け金をベットしたときに$100の配当金を受け取れることを意味しています。
画像3列目のLina Lansberg対Yana Kunitskayaの試合におけるYana Kunitskayaのオッズを例にとると、$163を賭けたときに賭け金に加えて$100の配当が得られることになります。
アメリカンオッズもフラクショナルオッズと同様に、デシマルオッズに変換可能です。
具体的には、アメリカンオッズの頭についているポジティヴ(+)またはネガティヴ(-)の記号を除いた数字に100を足し、ポジティヴ(+)の場合は100で、ネガティヴ(-)の場合にはオッズで割ると、デシマルオッズを求められます。
慣れるまでは配当金額を計算しにくいかもしれませんが、オッズの大きさを直感的に把握しやすいことはアメリカンオッズの大きなメリットであるといえます。
ブックメーカーの総合格闘技まとめ
この記事のまとめ
- ブックメーカーの総合格闘技には様々な賭け方がある
- デジマルオッズは日本人に馴染みやすいのでおすすめ
- 事前のリサーチで勝率を高められる
いかがでしょうか。総合格闘技は誰にでもわかりやすいシンプルなルールでありながら、豊富なベッティングのバリエーションによって多彩なギャンブル性を味わえる人気の競技です。
ブックメーカーでは総合格闘技をはじめとしたさまざまなスポーツの試合でベッティングを楽しめるので、スポーツが好きな方はぜひ挑戦してみてください。