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ダランベール法が勝てないと言われる理由
確率、期待値からダランベール法を考察
ダランベール法で勝率をアップさせるコツ
ダランベール法で勝てない時は他の戦い方も検討
ダランベール法で勝てない場合に関するよくある質問
まとめ
ダランベール法は勝てない?それとも最強?
ダランベール法は勝てないのか?それとも最強の攻略法なのか?
最初に結論から書いてしまいますが、ダランベール法は数学的なロジックに基づいた攻略法であり、正しく実践すれば勝率がアップします。
そもそも、勝てないと言われるカジノの攻略法は、ダランベール法だけではありません。
モンテカルロ法、マーチンゲール法、パーレー法など、すべての攻略法に共通しているのは、カジノゲームには運が大きく関与するため、勝てないケースも当然あります。
しかし、ダランベール法の勝率をアップさせるコツを理解すれば、この方法は非常に有効な攻略法の一つになり得ます。
そこで本記事では、「ダランベール法は勝てないのか?」という疑問に答えながら、ダランベール法が勝てないと言われる理由、正しい運用法、そして勝率を上げるためのコツについて詳しく解説します。
ダランベール法が勝てないと言われる理由
ダランベール法が勝てないと言われる理由として、大きく4つ挙げられます。
これは勝てない理由としてはもちろん、ダランベール法のデメリットとも言えます。
正しい運用法と勝率アップのコツを知る前に、この辺をよく理解しておきましょう。
勝てるまでに時間がかかる
ダランベール法は勝敗を繰り返し、最終的に利益を得る攻略法のため、勝てるまでにどうしても時間がかかってしまいます。
このコツコツと積み上げる時間が必要な事実こそ、ダランベール法が勝てないと言われる大きな理由の1つです。
短時間で大きな利益を得たい、時間をかけずにサクッと勝ちたいという人には、ダランベール法は物足りないかもしれません。
ダランベール法は、コツコツと勝利を積み重ねたい人におすすめのロジックです。
大勝利は望めない
ダランベール法は大勝利を望む攻略法ではなく、少しの勝ちを積み上げていくロジックです。
大勝利を期待しダランベール法を実践しても、結果的に少ない利益で終わってしまうため、ダランベール法は勝てない攻略法だとネガティブに考えがちです。
これはダランベール法に限らず、ほとんどの攻略法に共通する特徴です。
短時間で大勝利を望む人にとって、ダランベール法を含む全ての攻略法はおすすめしません。
連勝した後に連敗すると損をする
ダランベール法の特性上、連勝と連敗の回数が同じだった場合、基本的に損失が発生します。
例えば、5連勝で$15の利益が出ても、その後に5連敗すると$20の損失が生じます。
「あれだけ連勝したのに負けるなんて…」と、ダランベール法は勝てない攻略法だと感じるかもしれません。
ダランベール法は、連勝した後に連敗すると損をする攻略法だと知っておきましょう。
必ず勝てる方法ではない
ダランベール法に限らず、すべての攻略法は必ず勝てる方法ではありません。
勝ちやすいギャンブルはあっても、100%勝てるギャンブルは存在しません。
つまり、ギャンブルに必勝法はなく、どの攻略法も勝率を上げるための手段に過ぎません。
攻略法である以上、ダランベール法も必ず勝てる方法ではないのです。
ダランベール法を過信せず、万が一の場合には損切りする覚悟を持って挑みましょう。
確率、期待値からダランベール法を考察
ダランベール法が勝てないと言われる理由を確率・期待値から考察してみました。
ダランベール法は、 バカラ、 ルーレット、 ブラックジャックなど確率約50%のゲームに有効な攻略法なのです。
以下の表で、ベット方法に対する連勝・連敗確率を見ていきます。
連勝・連敗数 | 連勝・連敗確率 |
---|---|
1 | 50.0% |
2 | 25.0% |
3 | 12.5% |
4 | 6.25% |
5 | 3.13% |
6 | 1.56% |
7 | 0.78% |
8 | 0.39% |
9 | 0.20% |
10 | 0.10% |
確率約50%であれば、当然連勝・連敗確率も同じです。
ここでダランベール法と、わかりやすいマーチンゲール法を実践し、どちらも1勝9敗だった場合の結果を比較してみました。
ゲーム数 | 勝敗 | ダランベール法 ベット額 |
ダランベール法 損益 |
マーチンゲール法 ベット額 |
マーチンゲール法 損益 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 負け | $5 | -$5 | $1 | -$1 |
2 | 負け | $6 | -$11 | $2 | -$3 |
3 | 負け | $7 | -$18 | $4 | -$7 |
4 | 負け | $8 | -$26 | $8 | -$15 |
5 | 負け | $9 | -$35 | $16 | -$31 |
6 | 負け | $10 | -$45 | $32 | -$63 |
7 | 負け | $11 | -$56 | $64 | -$127 |
8 | 負け | $12 | -$68 | $128 | -$255 |
9 | 負け | $13 | -$81 | $256 | -$511 |
10 | 勝ち | $14 | -$67 | $512 | $1 |
表からもわかるように、ダランベール法とマーチンゲール法では、同じ1勝9敗でも結果は全く違います。
マーチンゲール法は、連敗する度にベット額が倍増し、どんどんリスクが高まります。
ダランベール法は、連敗してもリスクこそ低いですが、1勝しても損失の回収は不可能です。
こうして比較してみるとわかりますが、ダランベール法もマーチンゲール法も理論的な期待値に違いはありません。
そもそもダランベール法のような攻略法は、短期的には勝率を向上させるように見えますが、実際には長期的な期待値には影響を与えません。
むしろ連敗が続いた場合、賭け金が増加し、大きな損失を被るリスクが増します。
ダランベール法を使った場合の期待値も基本的にはそのゲーム自体の期待値と同じであり、カジノゲームのハウスエッジに基づいてマイナスになります。
ダランベール法は、ベッティングパターンを変更する戦略であり、期待値を改善する方法ではないことを理解しましょう。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察
ダランベール法は、有効な攻略法の一つではありますが、ベット額の設定を大きくしすぎると、資金を溶かしてしまうリスクがあることが分かりましたね。
ここでは、ダランベール法を実際にブラックジャックで考察していきます。
なお、今回は少しリスクを取り、初回のベット額は5ドルに設定し、増減額は2ドルに設定します。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察:ゲーム1
ダランベール法実践、まず1ゲーム目は、最初に設定したベット額に基づきベットします。
ゆえに、初回のベット額は5ドルです。
しかし、プレーヤーハンドがバーストしてしまったため、このゲームは敗戦。
次のゲームでは、ベット額を引き上げ勝負します。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察:ゲーム2
ダランベール法実践、2ゲーム目は、前回のゲームに負けたため、事前に決めておいた2ドルをベット額に付け加えます。
ゆえに今回のベット額は、7ドルです。
今回は、プレーヤーハンドで21を獲得。
見事勝利し、14ドルを獲得しました。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察:ゲーム3
ダランベール法実践、3ゲーム目は、前回のゲームで勝利したため、ベット額を減らします。
ゆえに今回は、前回のベット額を引いた、5ドルです。
肝心のゲームでは、またまた21を引けたため、勝利。
10ドルの配当を獲得しました。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察:ゲーム4
ダランベール法実践、2連勝中の中迎える4ゲーム目は、ベット額を更に引きます。
ゆえに、今回のベット額は3ドルです。
しかし、ここで25を引いてしまい、プレーヤーハンドがバーストしたため敗戦。
次のゲームでは、再度ベット額を引き上げます。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察:ゲーム5
ダランベール法実践、5ゲーム目は、前回のゲームで敗戦したため、再びベット額を2ドル引き上げます。
ゆえに、今回のベット額は5ドルです。
今回は、プレーヤーで18を引きましたが、ディーラーが敗戦したため、見事勝利。
10ドルの配当を獲得しました。
ダランベール法は勝てない?実際にブラックジャックで考察:結果
今回、ダランベール法を実践してブラックジャックをプレイした結果、3勝2敗で勝ち越せました。
以下の表は、今回の実践の収益をまとめた表です。
回数 | ベット額 | 勝敗 | 獲得配当 | 合計収支 |
---|---|---|---|---|
1回目 | $5 | 負 | $0 | -$5 |
2回目 | $7 | 勝 | $14 | $2 |
3回目 | $5 | 勝 | $10 | $7 |
4回目 | $3 | 負 | $0 | $4 |
5回目 | $5 | 勝 | $10 | $9 |
今回は、最終的に9ドルの利益を生み出せました。
また、連敗もなかったため、大きな損失も出なかったと言えるでしょう。
ただ、ダランベール法の利益の増え方は緩やかだと言えますね。
資金に余裕を持ち、コツコツプレイすれことが、ダランベール法攻略のキーと言えるかもしれません。
ダランベール法で勝率をアップさせるコツ
ダランベール法は勝てない!そんな人に向け、ダランベール法で勝率をアップさせるコツを5つ紹介します。
全てしっかり理解し、ダランベール法での勝率アップを目指しましょう。
資金に余裕を持って遊ぶ
ダランベール法は、連敗すると少しずつベット額が増えるため、資金に余裕を持って遊びましょう。
どれだけ優れたダランベール法でも、資金ショートを起こしてしまうと、その時点で負けが確定します。
あくまでも目安ですが、初回ベット額の30倍ほどの資金は用意しておきましょう。
せっかく損失回収と利益確定が可能なロジックでも、資金がショートして強制終了になってしまっては元も子もありません。
時間に余裕を持って遊ぶ
ダランベール法は、勝ちと負けを繰り返しながら時間をかけて最終的な利益を目指す攻略法です。
勝率が約50%のため、勝敗がバランス良く続く場合には、どうしても時間がかかります。
ダランベール法の成功に必要な時間には、明確な目安がありません。連勝が続けば早い段階で大きな利益を確定できますが、連敗が続くと損失分の回収が必要です。
確率論はあくまで数学的な理論であり、勝敗が大きく偏るケースも普通に起こり得ます。
時間切れが原因でダランベール法を続けられなくなる事態を防ぐためにも、時間に余裕を持ってカジノゲームを遊びましょう。
最初の賭け金額、増減額を調整する
ダランベール法を開始する際の初期金額に決まりはないですが、最初の賭け金額が大きいほど負けた時の損失が大きく、逆に小さければリスクも低減します。
なかなか勝てない時には、$5~10(または500~1,000円)程度の賭け金額がおすすめです。
また、ダランベール法はゲーム結果によって次の賭け金額を変える攻略法なので、勝てない時には1ゲーム毎の増減額を調整しましょう。
最初の賭け金額と同様に、増減額が大きいほど負けた時の損失が大きくなり、小さければリスクも低減します。
勝ち負けのパターン別収支を理解する
ダランベール法で勝つには、勝ち負けパターン別収支の理解も大切です。
どういう展開なら勝てるのか、どうなれば勝てない状況になるのかを知ることで、より効果的に運用できます。
以下に、いくつかの勝ち負けのパターン別収支を表にしたので、参考にしてみましょう。
- 勝敗が五分五分の場合(勝敗が半々でも利益が出る)
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1 | $5 | 勝ち | +$5 |
2 | $4 | 負け | +$1 |
3 | $5 | 勝ち | +$6 |
4 | $4 | 負け | +$2 |
5 | $5 | 勝ち | +$7 |
6 | $4 | 負け | +$3 |
7 | $5 | 勝ち | +$8 |
8 | $4 | 負け | +$4 |
9 | $5 | 勝ち | +$9 |
10 | $4 | 負け | +$5 |
- 5連勝後に5連敗(最終的には大きな損失が出る)
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1 | $5 | 勝ち | +$5 |
2 | $4 | 勝ち | +$9 |
3 | $3 | 勝ち | +$12 |
4 | $2 | 勝ち | +$14 |
5 | $1 | 勝ち | +$15 |
ここで一旦リセット | |||
6 | $5 | 負け | +$10 |
7 | $6 | 負け | +$4 |
8 | $7 | 負け | -$3 |
9 | $8 | 負け | -$11 |
10 | $9 | 負け | -$20 |
- 5連敗後に5連勝(最終的に初回ベット額分の利益が出る)
ゲーム数 | ベット額 | 勝敗 | 累計損益 |
---|---|---|---|
1 | $5 | 負け | -$5 |
2 | $6 | 負け | -$11 |
3 | $7 | 負け | -$18 |
4 | $8 | 負け | -$26 |
5 | $9 | 負け | -$35 |
ここで一旦リセット | |||
6 | $5 | 勝ち | -$25 |
7 | $4 | 勝ち | -$16 |
8 | $3 | 勝ち | -$8 |
9 | $2 | 勝ち | -$1 |
10 | $1 | 勝ち | +$5 |
このように、ダランベール法は勝敗が五分五分の場合でも、利益を出せるのが特徴です。
連勝後に連敗が続くと損失が発生するリスクがある一方、連敗後に連勝すれば損失を取り戻しつつ利益を得られます。
これらの特徴を踏まえて、賢くベット戦略を立てて、勝率アップにつなげましょう。
ダランベール法は損切りラインを決めて遊ぶ
ダランベール法は100%確実に勝てる攻略法ではないので、ゲームの展開次第では損切りの決断も迫られます。
この損切りができない人の多くが、ダランベール法は勝てない攻略法だと思っています。
例えば「5連敗したら損切りする」「5連勝しても損失回収できない時に損切りする」「用意した資金が20%を切ったら損切りする」など、自分なりの損切りラインを決めて遊びましょう。
そして一度決めた損切りラインは絶対に覆してはいけません。欲を出さず、無茶な回収を考えない強いメンタルを持って、ダランベール法を活用しましょう。
ダランベール法で勝てない時は他の戦い方も検討
一般的なダランベール法、ダランベール法の改良版を試してもどうしても勝てない場合は、他の攻略法を使った戦い方も検討しましょう。
カジノゲームに使える攻略法はたくさんあり、それぞれ目的が大きく異なります。
ダランベール法のようにコツコツと利益を出す攻略法、すでに生じた損失を回収するための攻略法、多少のリスク覚悟で大勝利を目指す攻略法など、自分の求める攻略法を見つけましょう。
以下は、ダランベール法で勝てない時におすすめの戦い方です。
- マーチンゲール法
- モンテカルロ法
- パーレー法
- ココモ法
- グッドマン法
- 31システムベット法
例えば、ダランベール法で負けた金額を他の攻略法で回収し、再びダランベール法に挑戦するという戦い方も可能です。
また、 ブラックジャックのベーシックストラテジー、 バカラの罫線、 ルーレットの確率を理解することで、 ギャンブルの利益を増やす方法も学べます。
自分に合った戦略とさまざまな攻略法を組み合わせて、勝率アップを目指しましょう。
ダランベール法で勝てない場合に関するよくある質問
最後に、ダランベール法で勝てない場合に関するよくある質問と回答をまとめました。
ダランベール法は本当に勝てない?
ダランベール法は勝てない攻略法だという人も確かにいます。
しかしダランベール法に限らず、カジノで使える全ての攻略法は100%勝てる必勝法ではありません。あくまでもリスクを最小限に抑えてコツコツと勝ちを積み重ね、最終的な利益確保が目的です。
ダランベール法で勝てない時はどうしたらいい?
もしダランベール法で勝てない時には、まずは最初の賭け金額を減らしてみましょう。
それでも勝てないのであれば、他の攻略法を試すのもおすすめです。
カジノで効果のある攻略法にはマーチンゲール法やパーレー法、グッドマン法、モンテカルロ法などたくさんの種類があります。自分に合ったカジノの戦略を見つけて、活用しましょう。
ダランベール法の損切りラインはどのくらい?
ダランベール法の損切りラインは「これから5連勝しても、回収不可能な累計損失」が目安です。
確率論的に回収までに6連勝以上が必要な状況だと、現実的に厳しいと言えます。賭け金額の増減を計算し、5連勝しても回収不可能な状況だと判断した場合には、サクッと損切りしましょう。
まとめ
今回は、ダランベール法が勝てないのか、勝つための正しい運用法と勝率アップのコツについて詳しく解説しました。
ダランベール法は、決して勝てない攻略法ではないことが明らかになったでしょう。
ダランベール法が勝てないと言われる理由には、勝てるまでに時間がかかる、大勝利は望めない、連勝後に連敗すると損をする、必ず勝てる方法ではないなどがあります。
しかし、資金と時間に余裕を持って実践し、最初の賭け金額や増減額の調整、勝ち負けのパターン別収支を理解することで、ダランベール法の勝率は大幅にアップします。
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