テニスは、の中でも特に人気が上昇しています。個人、あるいは少数スポーツなので、サッカーなどの大勢でのチームスポーツと違う楽しみ方ができるのも魅力的です。

テニス界では、4大大会(グランドスラム)である、全豪オープン全仏オープンウィンブルドン全米オープンが、テニスファンやベッティングに参加する人々の間で、ひときわ注目されるイベントです。

テニスにおいても賭けるとひと口では、言い表せないほどの様々な賭け方があります。当記事では、テニスでよく見られる賭け方について、例を用いながら一つずつ分かりやすく解説していきます。

目次


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1.
テニスのアウトライトベッティング(Outright Betting)

2.
テニスのマッチアップベッティング(Matchup Betting)

3.
テニスのプロップベッティング(Prop Betting)

4.
テニスのフューチャーベッティング(Futures Betting)

5.
テニスのスポーツベッティングでテニスに賭けよう!

テニスのアウトライトベッティング(Outright Betting)

テニスのアウトライトベッティングとは、大会に優勝する選手を予想して賭ける方法です。アウトライトベッティングは、4大大会から小さな大会まで、大会の規模に関係なく利用できます。ちなみに、ゴルフでもよく見られる賭け方です。

大会に参加している数多くの選手の中から、一人を選んで賭けるため、的中すれば配当は大きくなります。しかし、当たる確率が低いため、安定して稼ぐことは難しい賭け方と言えます。

さらに大会の規模が大きいほど、出場選手の数が多くなるため、その中から優勝者を一人に絞るのは難しくなります。テニスだけに限りませんが、テニスはとりわけランキングが低い選手が上位にくる番狂わせが珍しくなく、最後まで何が起こるか分かりません。

では実際に、アウトライトベッティングの例を見てみましょう。以下は、2011年の全米オープンでの例です。

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このリストから分かる通り、各選手のオッズは実力によって大きく異なります。また、このリストに載っていない選手すべてに賭けられる「その他(the field)」というオプションもあります。

基本的には、過去に良い戦績を納めている実力の高い選手ほど、その後の大会でも勝つ傾向があります。そのため、アウトライトベッティングに賭けるときには、各選手の直近までの実績について事前にリサーチを行い、どの選手が有力候補かを見極めるようにしましょう。

テニスのマッチアップベッティング(Matchup Betting)

テニスのマッチアップベッティングとは、特定の試合で勝ちそうな選手を予想して賭ける方法です。この賭け方はテニスのベッティングで人気です。マッチアップベッティングでは、出場する両選手の実力によってオッズが決まります。

実力差がある試合ではオッズに開きが出て、劣勢の方に賭けて、的中すれば大きな配当がもらえます。高配当狙いなら、穴場に狙いを定めるのもいいでしょう。一方で、ランキング上位の選手同士が戦う試合だと、実力差がほぼないため、オッズは僅差になります。

では、実際にマッチアップベッティングの例を見てみましょう。

【例①】
ノバク・ジョコビッチ -290 vs. ジョン・イスナー +210

上記のマッチアップベッティングでは、ノバク・ジョコビッチがかなり優勢であることが分かります。ゆえに、ジョコビッチに賭けて順当にジョコビッチが勝てば、290ドルを賭けても100ドルしか利益がでないのに対して、ジョン・イスナーが番狂わせで勝利した場合、100ドルを賭けて210ドルの利益を獲得できます。

【例②】
ロジャー・フェデラー -190 vs. マーディ・フィッシュ +170

上記②は、例①ほどオッズに大きな差がないマッチアップベッティングの例です。それでもなおロジャー・フェデラーが優勢となっています。この場合、ロジャー・フェデラーに賭け予想が的中すると、190ドルを賭けて、290ドルの払い戻し、つまり100ドルの利益を得ることがきます。一方で、マーディ・フィッシュにかけてフィッシュが勝てば、100ドルを賭けていれば、270ドルもらえるので170ドルもの利益を獲得することができます。

対戦相手によっては、ここで紹介した例よりもオッズが高くなるケースもあります。例えば、大会の優勝候補者とランキングの低い選手が戦う場合では、オッズが -400や-500以上まで膨らむこともあります。そんな逆境の中、劣勢の選手に賭けて予想を的中させることができれば、高額な配当を手に入れることが可能です。

テニスのプロップベッティング(Prop Betting)

テニスのプロップベッティングとは、勝敗予想以外のあらゆる要素に賭ける方法です。様々なスポーツで用意されている人気の賭け方で、テニスでもよく見かける方法です。テニスのプロップベッティングでは、賭けられる要素は多くありませんが、楽しく賞金を稼ぐには最適な賭け方です。

テニスには以下のようなプロップベッティングがあります。

  • 勝敗が決まるまでかかるセット数
  • ファーストセットの勝者

どちらの賭け方も、対戦相手の選手が実力的に有利かどうかでオッズが変わります。

では、この2通りのテニスのプロップベッティングの例を見てみましょう。(ここでの例は、3セットを取得した方が勝利する試合形式を基にしています)

【ロジャー・フェデラー vs. ジョン・イスナー | 3セット先取の予想】
ロジャー・フェデラーが3セット連続で勝利: -160
ロジャー・フェデラーが4セットで勝利: -150
ロジャー・フェデラーが5セットで勝利: -120
ジョン・イスナーが3セット連続で勝利: +370
ジョン・イスナーが4セットで勝利: +290
ジョン・イスナーが5セットで勝利: +230

上記のプロップベッティングでは、フェデラーが優勢で、ストレート勝ちまたは4セットで勝つと予想されています。そんな中、劣勢であるイスナーに賭けて勝った場合には、大きな配当を獲得できます。

【ロジャー・フェデラー vs. ジョン・イスナー | ファーストセットの勝者】
ロジャー・フェデラー: -210
ジョン・イスナー: +170

このプロップベッティングでもフェデラーが優勢と読み取れます。フェデラーに賭けてフェデラーが勝てば、210ドルを賭けて100ドルの利益しか得られないのに対して、劣勢のイスナーに賭けてイスナーが勝てで、100ドルを賭けて170ドルの利益を獲得できます。

テニスのフューチャーベッティング(Futures Betting)

テニスのフューチャーベッティングとは、その名の通り、今後の試合に賭ける方法です。テニスの場合、四大大会にてフューチャーベッティングに賭けることができます。

四大大会とは、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンを指します。同じ選手であっても、各大会によってオッズは異なります。これは、各大会で使われるテニスコートをはじめとした環境によって、選手のパフォーマンスが変わると想定されているからです。コートに関係なく結果を残すようなトップ選手は、それぞれの大会で優勢な選手としてオッズがセットされます。

では、2011年の全米オープンをもとにしたフューチャーベッティングの実例を見てみましょう。

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上記は、実際のリストの一部で、これ以上の数の選手の中から選んで賭けることができます。このリストからも分かる通り、格上と格下選手の間でオッズに大きな開きがあります。さらに試合が近づくにつれてオッズは変化するので、常にオッズの最新情報を追うようにしましょう。

テニスのスポーツベッティングでテニスに賭けよう!

以上、テニスの賭け方についてでした。当ページで紹介した通り、テニスでは様々な方法でベッティングを楽しむことができます。テニスの四大大会では、その大会のテニスコートではどの選手がベストな成績を出せるか、しっかりとリサーチを行ってから賭けることが大切です。

ぜひ、次回はテニスの四大大会に挑戦して、お気に入りの賭け方を見つけてみてはいかがですか?

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投稿者 eldoah