パチスロにおいて攻略の鍵を握る大事な概念といえば「テーブル」です。全てのパチスロに存在するわけではありませんが、テーブルとは「台の挙動を決めるデータ表」のことです。
良いテーブルが選ばれていれば勝つ可能性が上がるので、今プレイしている台のテーブルが良いものかどうか見極めることが、パチスロで勝つための大事なポイントとなります。
このページでは、パチスロのテーブルに関して詳しく説明します。テーブルの仕組みやテーブルの見極め方などについて分かりやすく解説しているので、初心者の方も安心してご覧ください!
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パチスロのテーブルとはリール制御のシステムのひとつ
テーブルが攻略のカギとなった機種
テーブルと設定は違うの?
スロットのテーブルを見極めるには
まとめ~テーブルを見分ければ期待値が上がる!
パチスロのテーブルとはリール制御のシステムのひとつ
パチスロにおける「テーブル」とは、その台の当たりやすさや、当たった時にどれくらいの枚数を出してくれるのか、をある程度決めるシステムのことです。
少し分かりにくいので例を出して考えてみましょう。例えば、チャンスゾーンからATを当てる機種を考えてみます。
この時テーブルAとテーブルBがあって、
テーブルA … チャンスゾーンが「5の倍数」回目の時に当たりやすい(5回目、10回目、15回目…)
テーブルB … チャンスゾーンが「偶数」回目の時に当たりやすい(2回目、4回目、6回目…)と決まっていたら、当然テーブルBが選択されている方が有利ですよね?
このように、どのテーブルが選ばれているかによって、 その台が有利かどうかを判断できるというわけです。ちなみにテーブルがいつ抽選されるのかというのは機種によって異なりますが、一般的にはAT終了時(6号機の場合は有利区間が切れた時)などに抽選されます。
停止制御テーブル
話の本筋からは逸れますが、パチスロにおける「テーブル」にはもう1つの意味があり、リールを制御するためのシステムを指す場合もあります。
パチスロはレバーオン時に絶対に役が抽選されるので、例えばチャンス目が当選した場合にどの場所を押してもチャンス目が表示されるような仕組みです。ちなみにこのリール制御(ステッピングモーター)を考案したのはユニバーサル社であり、今では世界中でこのリール制御を用いたカジノスロットが作られています。
連チャン抽選テーブル
また、4号機などの古いパチスロの場合、ATに入った時に必ず◯連チャンするという「連チャン抽選テーブル」が内蔵された機種もありました。
例えば4号機の「獣王」では、ATに当選すると1%未満の確率で29連チャンが確定するといったテーブルもあり、まとまった出玉を獲得するチャンスとなっています。
テーブルが攻略のカギとなった機種
全てのパチスロにテーブルが存在するわけではありませんが、中にはテーブルが非常に重要な機種も存在します。次の項目ではテーブルが機種攻略の上で非常に重要だった機種について解説します。
バジリスク絆
5号機のメイン機種といえば「バジリスク絆」ですが、この機種は擬似ボーナスである「バジリスクチャンス(BC)」を当てて、BCからAT「バジリスクタイム(BT)」をゲットするというのがメインルートです。
BCにはA〜Eまでの「モード」というものが存在し、モードが上位になるほどBTが当たりやすいという仕組みでした。このモードを管理するのがテーブルだったのです。
絆にはなんと26ものテーブルがあり、そのテーブルでは「BC1回目ではモードA、2回目ではモードB」といった当選回数ごとのモードが決められていました。また、BC1回目でBTが確定するテーブルもあったので、良いテーブルが選ばれることが絆で高配当を得るいちばんのポイントだったと言えるでしょう。
テーブル1 | テーブル14 | テーブル25 | テーブル26 | |
---|---|---|---|---|
AT終了後 | A | A | D | E |
BC1回後 | A | A | – | – |
BC2回後 | A | A | – | – |
BC3回後 | A | A | – | – |
BC4回後 | A | A | – | – |
BC5回後 | B | A | – | – |
BC6回後 | B | A | – | – |
BC7回後 | C | A | – | – |
BC8回後 | C | A | – | – |
BC9回後 | D | A | – | – |
沖ドキ!DUO
5号機時代に一世を風靡した「沖ドキ!」ですが、6号機では「沖ドキ!DUO」に進化しています。
「沖ドキ!DUO」には、モードテーブルというテーブルが用意されています。まず、沖ドキ! DUOは、通常時にレバーオンで抽選を行い、ハイビスカスランプが当たると即ボーナス(AT)に突入します。
この時、ボーナスが当選すると、通常A・通常B・チャンスなどボーナス当選率を管理する「モード」が移行します。このモード移行はモードテーブルを参照して変更されるので、テーブルが攻略の鍵を握る要素だったというわけです。
ちなみに沖ドキ!DUOのモードテーブルは全設定共通となっているので、設定1でもテーブルが良ければ簡単に勝つこともできます。
テーブルと設定は違うの?
テーブルと設定は、関連はありますが、概念としては全く異なります。設定とは、パチスロの子役確率やボーナス確率などを変えて、最終的な機械割を上下させる機能のことです。
それに対してテーブルは、子役確率を変更することはできず、あくまでボーナスの当たりやすさ、そして当選時の期待枚数を左右するものになります。
確かに設定が高い方が良いテーブルが選ばれる可能性を上げられますが、テーブルと設定は違う概念であることを覚えておきましょう。
スロットのテーブルを見極めるには
スロットのテーブルの見極め方はそれぞれの機種で異なります。
何回もボーナスを引くことでしか分からないものもあれば、プレイ中に示唆演出が出るものもあるので、見逃さないようにしましょう。ここでは例として、バジリスク絆と沖ドキについて、テーブルの見分け方を解説します。
バジリスクの場合~バジリスクタイムへの突入率で判別可能
バジリスク絆、そして現在ホールにもある絆2については、バジリスクタイムの突入率である程度判別が付きます。
小役における当選確率はモードによってほとんど差は無いので、「何も小役を引いていないのにバジリスクタイムに突入した」というケースを数えればOK。その時のモードがある程度把握できるため、テーブルもある程度区別できます。
また、朧BCの場合は次回のモード示唆が行われるほか、絆2の場合はユニメモを使うとモードの確認ができるので、テーブルや設定判別もしやすいです。
沖ドキ!の場合~全台リセットするホールは朝イチがチャンス
沖ドキ!、そして現在ホールにある沖ドキ!DUOの場合、ボーナステンパイ音やシーサーランプ、ボーナス終了画面などでモード示唆が行われているので見逃さないようにしましょう。
また、沖ドキ!シリーズはリセット台の一部で「チャンス」モードに突入することがあります。チャンスモードの場合、当選確率は通常時のおよそ3倍!全台リセットするホールなら、沖ドキ!シリーズは朝一攻めるのもおすすめです。
まとめ~テーブルを見分ければ期待値が上がる!
そもそもスロットにおけるテーブルは、見分けるのがかなり難しい要素の一つです。
6号機ではモードを示唆する演出が多い機種も増えてきましたが、有利区間がリセットされるとテーブルもリセットされるのでより難しくなっています。ただ、良いテーブルを見分けることができれば期待値は大きく稼げます。
さらに良いテーブルが選ばれるということは高設定の可能性も跳ね上がるので、高モードテーブルの示唆演出は見逃さないようにしましょう。