早いもので、もう2014年もおしまい。こんにちは、管理人のベルです。みなさん今年はどのような一年でしたか? 今年もウィナーズクラブをご覧になっていただき、ありがとうございました。
カジノ合法化について
いくらなんでも今年こそはかなりの進展を見せるだろうと思っていた日本のカジノ合法化ですが、ふたを開けてみれば例年通りの「来年こそは!」で終わってしまいました。これじゃあ、「2020年の東京オリンピックまでにカジノオープン」なんてことは、かなり難しくなってしまったのではないでしょうか。もしも、オリンピックに間に合わないということになると、これは絶好の時期を逃してしまったことになるわけで、下手をすると、来年合法化どころか、このままトーンダウンなんてこともあり得るのではないかと思えてきます。
一方、オンラインカジノについてですが、例えカジノ合法化が近い将来成ったとしても、オンラインカジノに関する法律的な問題は、現行の「あいまいなまま」が続くのではないかと思います。日本のカジノ合法化を論じている組織委員会のメンバーにも諸外国の状況を鑑みて、オンラインカジノの取り扱いを視野に入れている方も当然いらっしゃるのでしょうが、将来の権益の保持や、その他の既得権益や諸外国との兼ね合いを考えると、色々とややこしいから、とりあえず、いまは見て見ぬふりをしちゃおう、という日本のお家芸的な考えによって、先延ばしされるのではないかと思うのです。
みなさん既存のオンラインカジノプレイヤーにわかってもらいたいのは、日本のカジノ合法化とオンラインカジノの合法化は全く別物であり、巷の宣伝文句に見られるような、「カジノが合法化されたら、オンラインカジノも合法化!」というような単純なことはあり得ないということです。仮にオンラインカジノが日本でも合法化されたとしても、その場合、オンラインカジノの賭博としての魅力は確実に下がることになるでしょう。法の庇護下に入るということは、国に「みかじめ料」として税金を払うということに他ならず、その絣はプレイヤー皆さんから徴収されることになるからです。公共性ある大衆娯楽となる代わりに、勝てない賭博になる恐れが多々あるということをわかっておいてください。そう思うと、オンラインカジノについてどの状況がいいのか、わたしにもわからないものなのです。
オンラインカジノはどう変わっていく
世界的に見ればオンラインカジノ業界のイノベーションの潮流は明らかで、PCからモバイルへの「モバイル対応」、複数のソフトウェアプロバイダのゲームが一堂に会する「マルチプラットフォーム」、ノーインストール・ノーダウンロードの「ブラウザカジノ」です。
しかし、日本という国はやはりガラパゴスなのか、当サイトで主力として紹介しているカジノでこれらに対応しているカジノはまだわずか。今後は急なる対応が迫られることになると思います。
また、リアルカジノの合法化論と相まって、日本市場へ新規参入するカジノも多く見受けられるようになりました。これほど多くの新規参入カジノが見られるようになったのは本当に久しぶりです。プレイテック、マイクロゲーミング、ネットエントと言った既存勢力を脅かしかねない新興勢力のソフトウェアも出てきました。
競争が激化すれば、プレイヤーの理とするところが多くなるものですが、自然とカジノを見極める選択眼は必要となるでしょう。現在のオンラインカジノ、特に日本市場ではかつての自浄作用を期待することはできません。ステマやサクラ、詐欺的な情報商材に踊らされることなく、堅実なカジノ選択を旨とすることをお勧めします。
今後のウィナーズクラブについて
実は当サイト、満11年、すでに12年目に入りました。いえ、別に祝ってくれなくていいです。実際、大したことやってませんから。これほど長い歴史やっているのに、際立って前に出たことがないサイトというのも、本当に珍しいのではないでしょうか(苦笑)。
ただ、みなさんにオンラインカジノのことを面白おかしく伝えるという意味では、もぐらさんのような稀有な才能の持ち主(褒めてますよ)や、最近加入したひとみのような若いヘンテコ力によって、一定の成果を得られたと感じており、このことに関しては管理人であるわたしも「楽ができて」本当にありがたいと思っています。2015年はさらに頑張ってもらおうと思います。わたしもがんばります。
これに気を良くして、当サイトではスタッフを募集しています。( 参考)
抱腹絶倒間違いなしのプレイ日誌が書けるスーパーライター、レスポンシブルデザインもちょちょいのちょいなHTMLプログラマー、対Dos攻撃用ファイヤーウォール構築のできるシステム設計者、全世界が泣ける動画職人、自己犠牲を厭わず薄給で当サイトに尽くしてくれる社畜戦士、年上上司(既婚)をこよなく愛してくれる都合のいい美女(ビッチ可)、これらの方々を大大大募集しています。
嘘です。見てもらえればわかるとおり、求められるのは、「オンラインカジノが好きな気持ち」ただそれだけです。我こそはと思われる方は、是非応募してみてください。わたしたちと一緒に2015年のウィナーズクラブに新しい息吹を吹き込むのはあなたかもしれません。
それではみなさん良いお年を。来年も当サイトをよろしくお願いします。
管理人 ベル